わたしたちの周りには情報が満ち溢れていて、
情報の中から、求める特定の情報内容に、
いかに迅速に、容易にアクセスできるかが重要になっています。
本の索引作成でのお悩みはなんですか?
索引ってなに?索引は誰が作るの?
どうやって作るのか分からない……
索引作成の時間が十分にとれない。
索引作成に負担がかかっている。
索引を作ったが、もっと内容を充実させたい。
こんなお悩みをお持ちの著者・編集者の方、ぜひ、東海共同印刷にご相談ください。
実は索引の現状として…
索引付与率は、
料理本:日本30%、アメリカ97%
経済・社会・医学分野の専門書:日本50%以下、アメリカ70%
新書(啓蒙書や教養書が多いが…):ほとんど付いていない
翻訳書:欧米の学術書にはたいてい付いているが翻訳書では付いていなかったり、省略されている。
日本では索引が全体的に不十分です。
索引を充実させれば、差別化ができより質の高い本が作れます!
東海共同印刷でできること
本文の校正と索引語の選定・検討を平行して行うことで、本文校了後の索引校正作業の負担を軽減することができます
通常、索引の作成は、本文の校了後に行う場合が多く、本の発刊までの時間に追われる中での作業になることが多いようです。
そのため、見出し語の検討が間に合わず、十分な索引の作成ができていないのではないでしょうか?
東海共同印刷では、通常の索引作成のフローとは違い、本文の校正中に、索引用の見出し語の選定作業やマーキング・見出し語のリストの確認・校正を行うことができます。
まずは、本文の制作開始前に、索引の有無について検討し、索引の作成が必要な場合、索引作成のための期間を設けます。
(研究者や編集者の間では著名な、学術的著作物の書き方のマニュアル『シカゴマニュアル』では、”ノンフィクションのすべての真面目な本が、その有用性を最大限に発揮するには、索引が必要である”と述べています。)
読者の情報へのアクセスを、素早く的確に行えることが大切です
索引は、本の中に、読者が求めている情報があるかどうか探せるようにするものです。
索引を作るにあたって、読者がどんな人か、どんな情報を求めているのかを想定することが大切です。
読者が知りたい、調べたいと予想される項目が、索引に抽出されている必要があります。
索引付き書籍の作成フロー
一般的なフロー

東海共同印刷フロー

一般的なフローの場合、いずれのフローでも本紙校了後、スケジュール的にも厳しい期間に大きな負担が発生してしまいます。
弊社の作業フローの場合中間ファイルを作成し、校正回転と同時に、または別口のスケジュールで索引語だけでなく、読みや索引種別の校正作業も進めていきます。
(索引作成の際、よみの正誤の確認作業は見落とされがちですが、弊社ではその点も抜かりなく作業できます)
実際の作業について――
校正段階で、本紙にマーカー指示を入れていただくか、索引文字のリストをいただき、それを元に索引情報を埋め込んでいきます。


索引情報は任意のタイミングで書き出しをし、一覧化した中間ファイルを作成します。

必要に応じて中間ファイル、本紙マーカーに修正を加えていきます。
この修正内容を本紙埋め込みデータに反映させていきます。

最終的には本紙校了後に索引の組版処理を行うことになりますが、この校正回転中に中間ファイルから組版を実行し、体裁の確認をあらかじめ行うこともできます。
これを校正回転に合わせて繰り返します。
本紙校了と同時に最終の書き出し処理を行い、索引の組版処理をします。
以上となります。
索引の種類について――
索引には、単純な読み順のもの以外にも、1文字目を優先して並び順を変更したものや、カテゴリごとにまとめたもの、グループ化された索引をもつもの等があります。用途に応じた索引を作るのが望ましいです。
弊社では埋め込みデータの追加や中間データの加工をすることで、これらのニーズにお応えできると考えております。お気軽にご相談ください。
索引の種類の例(クリックすると拡大して表示されます)
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