お客さま支給の文章原稿を、校正ソフトで組版前にチェック。
文字校正作業の効率アップ!お客さま専用の表記ルールにも対応
入稿原稿を校正
当社では、入稿原稿を校正してから組版工程へ移ります。誤字脱字や、間違った文章表現・用字用語など、校正対象を確実に拾い出し、お客さまの校正負担を軽くします。
お客さまにしかできない校正と、印刷会社でできる校正
校正をするときの着眼点には、「内容」と「表現」があります。
「内容」面の校正は、人名・日付・価格など書いてあること自体が正しいかどうかを確認する作業で、多くの場合お客さま(原稿作成者)にしか正誤の判断ができません。
それに対して「表現」面の校正は、事前にお客さまと表記上のルールを確認しておけば、印刷会社にもできる作業であります。
当社では、この「表現」面の校正を、組版前の入稿原稿に対して行ないます。ですから初校でのお客さまの文字校正は、「内容」面に重点をおくことができます。
「表現」面の校正で、文章の品質確保
基本的な校正だけでなく、独自の表記ルールのチェックもできます。
誤りチェック | 誤字脱字、仮名遣い、慣用表現、呼応表現、ら抜き表現、さ入れ表現、二重敬語、同音語誤り |
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用語基準 | 送り仮名、漢字基準、公用文、難しい語の言い換え、旧字体、商標・商品名、固有名詞ふりがな付け、言い換え登録、変更された名称 |
表現洗練 | 文体の統一、重ね言葉、同一助詞の連続、二重否定、修飾関係、並列関係、べき止め、たりの脱落 |
字種統一 | 単位、句読点、カタカナ、数字、記号、アルファベット |
機種依存文字 | 外字と機種依存文字 |
スペルチェック | 先頭のみ大文字の単語、すべて大文字の単語、数字を含む単語、全角を含む単語、電子メールアドレス/URL、繰り返しの単語、文頭が小文字の単語、スペルの統一、句読点の用法 |
表記ゆれ | 外来語のみ/全部、全角半角・大文字小文字の区別を指摘する/しない |
カッコ | 対応、階層 |
印刷物に校正漏れがあった場合、刷り直しや訂正票のさしこみなど予定外のコストが必要となります。それ以上に、信頼感の損失というもっと大きなマイナスもあります。
かといって何度も念入りに校正することは、大変な作業です。印刷会社にまかせられる部分の作業は印刷会社にまかせ、お客さまにはお客さまにしかできない精度の高い校正を行なっていただきたいものです。