【エンゲージメントサーベイ】集計データ解読に不可欠な3つの指標、経営層に「刺さる」結果報告方法とは?

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エンゲージメントサーベイの重要指標「平均点」「肯定率」「偏差値」

エンゲージメントサーベイや従業員満足度調査の集計結果を立体的に理解して具体的な行動に繋げるためには、「平均点」「肯定率」「偏差値」の3つの指標が必要になります。
これらが何を示しているのか、どう解釈してエンゲージメントサーベイの結果を活用すべきかを理解することなしに実効性の高い改善策は導き出せません。
そのため「平均点」「肯定率」「偏差値」それぞれの意味と使い方や具体例を確認しておきましょう。

「平均点」「肯定率」「偏差値」この3つの指標を簡単に説明すると以下の通りにです。

  • 平均点・・・組織全体の傾向を把握するために必要となる指標で、組織がどの程度「ポジティブ」か簡単に理解できる数値。
  • 肯定率・・・平均点では掴めない満足度の高い層の割合が把握できる数値。
  • 偏差値・・・平均点からどの程度離れているか確認できる数値。(他と比べてどのような強み/弱みがあるか明確になる)

たとえば、エンゲージメントサーベイの各回答について、平均点で見る場合と肯定率でみる場合とでは見える景色が異なってきます。これら3つの指標については、お役立ち資料で具体例や活用ポイントについて詳しくご紹介していますのでダウンロードしてご一読いただければと思います。

経営層に「刺さる」エンゲージメントサーベイ結果の報告の進め方

エンゲージメントサーベイの集計結果がまとまったら、いよいよエグゼクティブへの報告・レポートです。
しかし、人は、自分にとって都合の悪い結果には目を背けがちです。経営層や管理職も人です。とはいえ、会社を良くするためのエンゲージメントサーベイなので、結果を聞いてもらうしかありません。報告の進め方にはなんらかのの工夫が必要です。

エンゲージメントサーベイ結果をエグゼクティブに受け入れてもらうためには、

  1. 「回答事実」を受け入れてもらう・・・発表者の主観を入れるときは必ず裏付けとなる事実を入れます。
  2. ポジティブな情報から伝える・・・エグゼクティブサマリーを作る際、偏差値の高い項目からまとめてみましょう。全体的に低い結果でも、偏差値が高い部門を見つけ、その理由を想像することで見えてくることがあります。
  3. ネガティブな情報は絞って伝える・・・エンゲージメントサーベイではいろいろな結果が出てきます。アクションにつなげることが必要です。「100 のやれないことより1つのできること」を重点的に伝えるましょう。

といった3つが進め方の主なポイントになります。

エンゲージメントサーベイの結果報告時に意識すべき「7つのポイント」とは?

具体的な説明の例は、PDF資料をダウンロードしてご覧いただけますが、エンゲージメントサーベイの集計結果をエグゼクティブに報告する際に意識しなければいけないことは以下の7つです。

  • イントロで「目的」と「重要性」を示す。 (冒頭で簡潔に)
  • 結論を先に述べる。 (忙しいエグゼクティブのために、結論を先に述べて関心を引きます)
  • 視覚的にわかりやすいデータ表現。 (グラフや図表を活用して、すぐに理解できるよう数値やトレンドを視覚的に伝える)
  • ストーリー性のある具体例を加える。 (現場の声を具体的なコメントやエピソードで示せば説得力アップ)
  • アクションプランの提案は具体的に。 (課題に加えて具体的なアクションプランとその期待される効果も提示)
  • 優先順位を示し、効果を強調する。 (インパクトが大きいものから解決する旨を伝える)
  • エグゼクティブからのフィードバックを促す。(疑問点や懸念点を共有できる雰囲気を作り、積極的なフィードバックを求める)

エンゲージメントサーベイや従業員満足度調査の結果報告の時に意識したい「7つのポイント」については、
お役立ち資料で具体例をご紹介していますのでダウンロードしてご参考ください。


社員・職員向け調査に20年以上携わってきたプロデューサーが、全従業員の声を“もれなく”集めて、社内の現状を的確に把握するためのコツをまとめました。社内満足度調査やエンゲージメントサーベイを計画する際に参考となる情報です。
お役立ち資料「誰一人取り残さない!エンゲージメントサーベイの進め方vol.2 」

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